【コミック】多聞さんのおかしなともだち(上)

858円(税込)

23ポイント獲得！

2025/06/12 発売

販売状況：残りわずか

メール便OK!

(メール便適合100点)

個数

🚚「書籍」4,950円(税込)以上お買い上げで送料無料!
🚚「書籍」「音楽」「グッズ」「シングルカード」14,850円(税込)以上お買い上げで送料無料!

商品をカートに入れる

※カートボタンに関する注意事項

店舗予約用バーコード：9784047384255

バーコードが表示されていない場合は、
レジへ直接お問い合わせください

この商品はお支払い方法が限られております。
ご利用可能なお支払い方法: クレジット, コンビニ, ATM, キャリア, 後払い

KADOKAWA/ビームコミックス/トイ・ヨウ

店舗予約用バーコード：9784047384255

バーコードが表示されていない場合は、
レジへ直接お問い合わせください

商品詳細

「きみが、自分が……人に、どんな名前で呼ばれたいんか、教えてやーー」

子どもん頃。
うちには母の友人達がしょっちゅう遊びに来とったけど、わたしはたぶん、この人に一番なついていた。
うちに遊びに来る、母と母の彼女の友人達には、女の人が好きな女の人も、男の人が好きな男の人も、男の人が好きな女の人も、どっちのことも好きな人も、どちらでもない恋人がおる人もおったけど。
多聞（たもん）みたいな人はーー。

いつだって一人で、口を開けば多聞にしか見えない友達のことばかり。
妖精、妖怪、ぼうちに魔女。
人間よりも、幽霊やおばけが好きな人。
こんな妙な大人は多聞だけ。

多聞、あのおかしな人だけだった。

★

他の人には見えない、人ならざるものとの会話を愉しむ、妙な大人、“多聞”。
レズビアンの母達と暮らし、誰を愛しても祝福される環境で、誰のことも恋愛として愛することができないと悩む、“内日（うつい）さん”。
そして、内日さんの呼びかけに応え出現したものの、自分の名前を忘れてしまった不思議な仔、“多聞の友達”。

クィアな家庭で育ったアロマンティックの子の、繊細な揺らぎ。
自分のことを、あなたのことを、わかっても、わからなくても、ここにいるという事実を語り合うことがきっとできる、ひと夏の不思議な、大阪の物語。