【小説】呪われ呪術王の平和が為の異世界侵略(1)

迷宮で手にした最強の呪術で不死なる少年は異世界侵略を開始する!!

通り魔によって殺された青年は、神に気に入られ、ある願いを叶えるために異世界へと魂を転生させることに。
最初に目を覚ましたのは鏖殺墓地と呼ばれる最悪の迷宮。
低ランク冒険者・アルバートの体を手にした彼は、自らの意志で転移罠に乗り、最下層にまで落とされる。
そこでアルバートが出会ったのは、かつて世界を壊滅の危機に陥れた伝説の存在『呪術王』。
不死となり彼の元で数千年にも及ぶ修行を続け、古の呪術王の力を継承したアルバートは、地上へと姿を現す。
そして、呪族と呼ばれる眷属達を従わせ、『世界平和』という人類史上誰も叶えたことのない願いのために動き出す――

「恐怖と支配によってこそ世界は平和になる」

最強最悪の力を手に入れた不死なる少年の平和が為の異世界侵略が始まる。