【小説】疎まれ聖女、やり直し人生で公爵様の妹君の家庭教師になる(2) ～貴方、私の事お嫌いでしたよね？なんで今回は溺愛してくるんですか～

夜会の華？　結構です！
私は仕事で輝くので！！

知恵とガッツで自分の信じた道を行く、ストイック令嬢の愛されロマンス譚第２弾！
書き下ろし番外編、巻末収録！


「夜会に婚約者を伴うのは当然だろう、エルネスタ？」
「公爵様、本気じゃないですよね？」
偽婚約中のユリウスの過保護ぶりが止まらない。
住み込み教師から自立した生活を手にし、執着してくる王太子を避けるのが目的だったのに……。
連日の贈り物にファーストネーム呼びまでまるで本物のフィアンセのような振る舞いのオンパレード！？
さらにパーティーで元同級生にダンスを申し込まれたことをきっかけに浮気（？）を疑われひと悶着。
あくまで学識を活かせる仕事に就きたいと、度々のアプローチも跳ね除けていたが
大喧嘩をきっかけに飄々としていた公爵の想いが明らかになり――
愛に溺れず、未来を掴め！
知恵とガッツで自分の信じた道を行く、ストイック令嬢の愛されロマンス譚第２弾！